小1の壁とは?退職して後悔した理由5つと、辞めずに乗り越える方法

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「小1の壁、もう無理かもしれない」
「仕事を辞めるしか道がない気がする」
「でも退職して本当に後悔しないだろうか…」

小学校入学を控えて、こんな不安を抱えていませんか?

小1の壁で悩む母親

実は、小1の壁で退職して後悔している人は少なくありません

収入がゼロになる不安、再就職の難しさ、キャリアの断絶…。

退職という決断をする前に、知っておくべきことがあります。

この記事では、小1の壁で退職して後悔した人のリアルな声を紹介。

退職のメリット・デメリットを正直に比較し、辞めずに乗り越える具体的な方法もお伝えします。

小1の壁とは?なぜ退職を考えるのか

まず、「小1の壁」とは具体的に何なのか、確認しましょう。

保育園時代は乗り越えられたのに、なぜ小学校入学で退職を考えるほど大変になるのでしょうか。

小1の壁とは何か

小学校入学で悩む母親

小1の壁とは、子どもが小学校に入学することで、仕事と子育ての両立が急激に難しくなる問題のこと。

保育園では7時半から18時半、延長保育を使えば19時や20時まで預かってもらえました。

しかし、学童保育は18時までが多く、延長しても18時半

これだけで、仕事との両立が一気に厳しくなります。

さらに、夏休みなどの長期休暇では給食がないため、毎日お弁当を作る必要も。

宿題のチェックや音読の聞き取り、保護者会や学校行事への参加など、「親のサポート」が求められる場面が一気に増えるんです。

小1の壁で直面する問題

・学童の預かり時間が保育園より短い(18時まで)
・登校時間が遅い(8時頃)、下校時間が早い(14〜15時)
・長期休暇中は毎日お弁当が必要
・宿題や音読のチェックが必要
・保護者会・学校行事が平日の昼間
・小1プロブレム(環境変化で子どもが不安定に)

4人に1人が退職を選ぶ現実

退職を考える母親

調査によると、ワーママの4人に1人が小1の壁で退職を選んでいるそうです。

それだけ、小1の壁は深刻な社会問題なんです。

「学童のお迎えに間に合わない」

「子どもが精神的に不安定で、仕事に集中できない」

「長期休暇中のお弁当作りと仕事の両立が無理」

こうした理由から、正社員を辞める決断をする人が多いんです。

「小1プロブレム」が追い打ちをかける

不安定な子ども

小1の壁をさらに難しくするのが、「小1プロブレム」です。

これは、小学校に上がることで環境が大きく変わり、子どもが精神的に不安定になる問題。

保育園では自由に過ごせていたのに、小学校では45分間じっと座っていなければいけません。

友達関係も変わり、勉強もスタートし、子どもは大きなストレスを抱えます。

「学校に行きたくない」と泣いたり、夜泣きが始まったり、朝の支度に時間がかかったり。

子どもの心のケアが必要な時期に、仕事との両立は本当に厳しいんです。

ふわママ
ふわママ

4人に1人も退職してるの!?そんなに大変なのね…

しごにゃん
しごにゃん

それだけ深刻な問題なんだにゃ。でも退職する前に、知っておくべきことがあるにゃ

小1の壁で退職して後悔した理由5つ

それでは、実際に小1の壁で退職した人が「後悔した」と感じた理由を見ていきましょう。

これらは、退職を決断する前に必ず知っておくべきことです。

①収入がゼロになる不安

お金の不安

退職して最も後悔するのが、収入がゼロになることです。

「子どものために」と思って退職したのに、お金がないせいで習い事を諦めさせたり、旅行に行けなかったり。

夫の収入だけでは生活が苦しく、日々節約に追われる生活に。

特に、正社員時代は月20〜30万円稼いでいた人にとって、その収入がゼロになるインパクトは想像以上です。

「あのとき辞めなければ、年間300万円は稼げていたのに」

こんな後悔を抱える人は少なくありません。

収入ゼロで困ること

・子どもの習い事を諦めさせる
・外食や旅行ができない
・自分の服や化粧品を買えない
・将来の教育費が不安
・老後資金の準備ができない
・経済的に夫に依存する形になる

②再就職が想像以上に難しい

再就職の難しさ

「子どもが高学年になったら、また正社員で働こう」

そう思って退職したのに、いざ再就職しようとすると書類選考すら通らない

これは、小1の壁で退職した多くの人が直面する現実です。

5年のブランクがあると、正社員の面接にすらたどり着けません。

パートの面接には受かるけど、正社員は無理。

「一時的に辞めるつもりだったのに、もう正社員には戻れない」

この後悔は、非常に大きいものです。

③キャリアが途絶える喪失感

キャリアの喪失

10年以上積み上げてきたキャリアが、退職によって途絶える。

これは、想像以上に大きな喪失感を伴います。

「私、10年も働いてきたのに、今は何もできない専業主婦」

「社会から取り残された気がする」

「同期はキャリアアップしているのに、私だけ…」

こうした感情に苦しむ人は多いんです。

特に、もともとキャリア志向が強かった人ほど、この後悔は深くなります。

④夫との関係が変わる

夫婦関係の変化

退職して専業主婦になると、夫との力関係が変わることがあります。

共働き時代は対等だったのに、退職後は「稼いでいる方が偉い」という空気に。

「俺が稼いでるんだから」という言葉を言われたり、家事育児の負担が全て自分にのしかかったり。

経済的に夫に依存する形になり、自分で自由に使えるお金もなくなります。

「化粧品を買うのにも、夫の顔色を伺うようになった」

こんな後悔を抱える人もいます。

⑤社会とのつながりが失われる

孤独を感じる主婦

仕事を辞めると、社会とのつながりが一気になくなります

毎日家と学校の往復だけ。

大人と話す機会が激減し、孤独を感じるようになります。

「仕事をしていた頃は、同僚とランチに行ったり、愚痴を言い合ったり、楽しかった」

「今は誰とも話さない日もある」

特に、もともと社交的だった人ほど、この喪失感は大きくなります。

ふわママ
ふわママ

うわーん!後悔することがこんなにたくさんあるなんて…

しごにゃん
しごにゃん

だからこそ、安易に退職を決めちゃダメなんだにゃ!でも、退職して良かったこともあるから、次はそれを見ていくにゃ

小1の壁で退職して良かったこと

後悔ばかりではありません。

実際に退職した人の中には、「退職して本当に良かった」と感じている人もたくさんいます。

子どもの精神的安定

笑顔の子ども

退職して最も良かったと感じるのが、子どもが安定したことです。

「家に帰るとママがいる」という安心感は、子どもにとって何よりも大きい。

学校から帰ってきたとき、ママが笑顔で「おかえり」と言ってくれる。

宿題を一緒にやって、おやつを食べながら学校の話を聞く。

こうした時間が、子どもの心を安定させます。

「退職後、娘が学校のことを楽しそうに話してくれるようになった」

「夜泣きがなくなり、朝も機嫌よく起きるようになった」

こうした変化を実感する人は多いんです。

小1プロブレムに対応できる

子どもに寄り添う母親

小1プロブレムで子どもが不安定なとき、そばにいてあげられるのは大きなメリットです。

「学校に行きたくない」と泣く子どもを、焦らず見守ることができます。

宿題に時間がかかっても、イライラせずに付き合ってあげられます。

仕事をしていたら、「早くしなさい!」と怒鳴っていたかもしれません。

でも退職したことで、心に余裕を持って子どもに接することができるんです。

時間の余裕ができる

家事をする主婦

退職すると、時間の余裕ができます。

朝、バタバタせずに子どもを送り出せます。

夕飯も、冷凍食品ではなく手作りのものを作れます。

家もきれいに保てて、洗濯物も溜まりません。

「仕事をしていた頃は、いつも時間に追われていた」

「今は、子どもとゆっくり過ごせて幸せ」

こう感じる人も多いんです。

退職して良かったこと

・子どもが精神的に安定した
・小1プロブレムに対応できた
・時間に余裕ができた
・家事をきちんとできるようになった
・平日の学校行事に参加できる
・子どもの習い事の送迎ができる
・学童の心配をしなくていい

退職する前に知っておきたいこと

「小1の壁で退職しようか悩んでいる」
「でも本当に辞めていいのか不安」

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退職せずに小1の壁を乗り越える方法

「退職するしかない」と思っていても、実は辞めずに乗り越える方法もあります。

退職を決断する前に、以下の選択肢を検討してみてください。

①時短勤務を交渉する

会社と交渉する

まず試すべきは、時短勤務の延長です。

多くの会社では、時短勤務は「子どもが小学校に上がるまで」となっています。

しかし、会社によっては個別に交渉できる場合も。

「小学校低学年の間だけ、時短勤務を延長させてもらえませんか」

こう相談してみる価値はあります。

ダメ元で聞いてみたら、意外とOKだったという人もいるんです。

②在宅勤務・フレックス制度を活用

在宅勤務をする主婦

在宅勤務ができれば、小1の壁は一気に解決します。

通勤時間がなくなるだけで、朝の準備にも下校後の対応にも余裕が生まれます。

週に2〜3日だけでも在宅勤務ができないか、相談してみましょう。

また、フレックス制度があれば、学童のお迎えに間に合うように早く退社することも可能です。

コロナ以降、在宅勤務を認める会社が増えているので、諦めずに相談してみてください。

③ワーママ歓迎の会社に転職

転職を考える

今の会社で無理なら、ワーママが働きやすい会社に転職するのも一つの手です。

「退職」ではなく「転職」という選択肢を持つことで、キャリアを守れます。

ワーママ向けの転職エージェントには、時短勤務OK、在宅勤務OK、フレックス制度ありの求人が集まっています。

正社員のまま、働きやすい環境に移ることができるんです。

「今の会社では無理」と諦める前に、転職という選択肢も検討してみてください。

④正社員→派遣・パートに切り替える

派遣で働く

完全に退職するのではなく、正社員から派遣やパートに切り替えるのも選択肢です。

派遣なら、時間の融通が利きやすく、残業もほとんどありません。

収入は減りますが、ゼロにはなりません。

何より、「働いている」という社会とのつながりを保てます。

ブランクも作らずに済むので、将来的に正社員に戻りたいときも有利です。

⑤民間学童・ファミリーサポートを活用

学童に通う子ども

公立の学童だけでなく、民間学童やファミリーサポートを使う方法もあります。

民間学童は費用は高いですが、19時や20時まで預かってくれるところもあります。

また、ファミリーサポートを使えば、学童のお迎えを代行してもらえます。

お金はかかりますが、退職して収入をゼロにするよりは、働き続けた方がトータルでプラスになる場合も多いんです。

退職せずに乗り越える選択肢

① 時短勤務の延長を交渉
② 在宅勤務・フレックス制度を活用
③ ワーママ歓迎の会社に転職
④ 正社員→派遣・パートに切り替え
⑤ 民間学童・ファミリーサポートを活用
⑥ 夫婦で分担を見直す
⑦ 祖父母のサポートを頼む

ふわママ
ふわママ

退職以外にも選択肢があるのね!希望が見えてきたわ♪

しごにゃん
しごにゃん

そうにゃ!退職を決める前に、できることは全部やってみるんだにゃ!

小1の壁で退職を決断する前に考えるべきこと

どうしても退職を決断するなら、以下のことを必ず考えてください。

これらを確認せずに退職すると、後悔する可能性が高くなります。

再就職の難しさを理解する

再就職の現実

「一時的に辞めるだけ」と思っていても、再就職は想像以上に難しいです。

3年のブランクでも厳しく、5年以上になると正社員はほぼ無理。

パートやアルバイトなら働けますが、時給は1,000円前後。

正社員時代の月給30万円には、二度と戻れないかもしれません。

この現実を、しっかり理解してから退職を決めましょう。

経済的シミュレーションをする

家計を計算する

退職すると、年間でいくら収入が減るのか、計算してください。

月収20万円なら、年間240万円。

10年で2,400万円です。

この金額を失っても、本当に大丈夫でしょうか?

子どもの教育費、自分たちの老後資金、すべてに影響します。

夫の収入だけで、本当にやっていけるのか、厳しくシミュレーションしてください。

夫婦でしっかり話し合う

夫婦で話し合う

退職は、夫婦でしっかり話し合って決めるべきことです。

「子どものために辞める」と自分で決めても、後で夫に「俺は辞めろなんて言ってない」と言われるかもしれません。

退職後の家計、家事分担、将来の再就職について、夫と納得いくまで話し合ってください。

特に、「退職後も夫が家事育児を分担する」ことを約束してもらいましょう。

「専業主婦なんだから、家事育児は全部やれ」と言われないように。

退職前に夫と確認すべきこと

・退職後の家計で本当にやっていけるか
・夫も家事育児を分担してくれるか
・将来的に再就職する予定か
・再就職が難しくても納得できるか
・経済的に夫に依存することを受け入れられるか

ふわママ
ふわママ

10年で2,400万円…そんなに失うの…?

しごにゃん
しごにゃん

そうなんだにゃ。だから、退職は慎重に決めないとダメなんだにゃ。でも、子どもを優先したいなら、それも一つの選択だにゃ

小1の壁で退職して後悔しないために。まとめ

ここまで、小1の壁で退職して後悔した理由と、辞めずに乗り越える方法をお伝えしてきました。

最後に、大切なポイントをもう一度おさらいしましょう。

前向きに歩き出す母親

小1の壁は、本当に大変です。

「もう無理」「退職するしかない」と思う気持ちも、よくわかります。

でも、退職という決断をする前に、できることは全部やってみてください

小1の壁で後悔しないために

・退職のデメリット(収入減・再就職難・キャリア喪失)を理解する
・時短勤務・在宅勤務・転職など、退職以外の選択肢を検討
・経済的シミュレーションをしっかり行う
・夫婦で納得いくまで話し合う
・「子どものために辞めた」と自分を責めない

もしどうしても退職を選ぶなら、それはそれで一つの選択です。

子どもが精神的に安定し、笑顔が増えたなら、それは何よりも大きな成果。

後悔するかどうかは、「納得して決めたかどうか」にかかっています。

小1の壁で悩んでいるなら、一人で抱え込まないでください。

会社に相談する、転職エージェントに相談する、夫と話し合う。できることはたくさんあります。しごママでは、主婦の働き方に関する情報をたくさん発信しています。時短勤務や転職についての記事もあるので、ぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね!

あなたが納得できる選択ができることを、心から願っています。

ふわママ
ふわママ

まずは会社に時短勤務の延長を相談してみるわ!

しごにゃん
しごにゃん

その調子にゃ!焦らず、一つずつできることをやってみるんだにゃ!応援してるにゃ!

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