ダブルワークはいくらまで稼いでいいの?収入の壁ごとに徹底解説!

お金・制度

「ダブルワークって、いくらまで稼いでいいの?」
「扶養から外れない金額ってどれくらい?」
「130万円の壁とか103万円の壁とか、どれを気にすればいいの?」

パートを掛け持ちしたい主婦の皆さんなら、一度は悩んだことがある疑問ですよね。

ダブルワークの収入に悩む主婦

実は、ダブルワークでいくらまで稼いでいいかは、あなたが何を優先するかによって全く変わってくるんです。

税金を払いたくないのか、社会保険の扶養に入っていたいのか、それとも配偶者控除を守りたいのか。

目的によって「稼いでいい金額」の基準が違います。

この記事では、ダブルワークでいくらまで稼いでいいのかを目的別に徹底解説!

103万円・106万円・130万円・150万円の壁それぞれの意味と、扶養内で働くための具体的な調整方法、さらに「壁を超えても働いた方が得なケース」まで主婦目線でお伝えします。

  1. ダブルワークはいくらまで稼いでいいの?壁の種類を知ろう
    1. 主な収入の壁は4つ。それぞれ意味が違う
    2. 結局どの壁を守ればいいの?優先順位の考え方
    3. ダブルワークならではの注意点
  2. 103万円の壁。所得税を払いたくない人はここまで
    1. 103万円以下なら所得税はゼロ
    2. 配偶者控除も満額受けられる
    3. 103万円に抑えるための働き方
  3. 106万円の壁。社会保険に入りたくない人の注意点
    1. 106万円の壁は月88,000円が基準
    2. ダブルワークで106万円の壁を避ける方法
    3. 社会保険に入るメリットも知っておこう
  4. 130万円の壁。扶養から外れたくない人の上限
    1. 130万円を超えると配偶者の扶養から外れる
    2. 130万円の壁を守るための具体的な働き方
    3. 130万円を少し超えただけでも扶養から外れる?
  5. 150万円の壁。配偶者特別控除を守りたい人の基準
    1. 150万円以下なら配偶者特別控除が満額
    2. 150万円以上稼ぐなら思い切って働く
  6. ダブルワークで壁を超えたらどうなる?シミュレーション
    1. 年収別・手取りと負担のシミュレーション
    2. 130万円〜150万円は避けた方がいい?
  7. ダブルワークで確定申告が必要になるのはいつ?
    1. 年収103万円を超えたら確定申告が必要
    2. 確定申告で税金が戻ってくることも
  8. よくある質問。ダブルワークでいくらまで稼いでいいの?
    1. Q1. ダブルワークで一番おすすめの年収はいくら?
    2. Q2. 交通費は年収に含まれる?
    3. Q3. 月によって収入がバラバラでも大丈夫?
  9. ダブルワークで迷ったら専門家に相談しよう
    1. 税務署や年金事務所で無料相談できる
    2. しごママで再就職の情報をチェック
  10. ダブルワークはいくらまで稼いでいいの?自分に合った働き方を選ぼう

ダブルワークはいくらまで稼いでいいの?壁の種類を知ろう

まず最初に押さえておきたいのが、「壁」にはいくつも種類があるということ。

それぞれの壁で影響が違うので、自分にとってどの壁が重要なのか理解することが大切です。

主な収入の壁は4つ。それぞれ意味が違う

収入の壁について考える主婦

ダブルワークでよく聞く「壁」は主に4つあります。

それぞれが何を意味するのか、まずは全体像を把握しましょう。

年収の壁何に影響するか超えるとどうなる?
103万円の壁所得税・配偶者控除自分に所得税がかかる、配偶者控除が減額
106万円の壁社会保険加入(条件付き)勤務先次第で社会保険加入義務
130万円の壁社会保険の扶養配偶者の社会保険扶養から外れる
150万円の壁配偶者特別控除配偶者特別控除が減額開始

この4つの壁は、ダブルワークの場合は2つの職場の収入を合算して判断します。

例えば、A社で年収70万円、B社で年収50万円稼いでいる場合、合計120万円として計算するわけです。

重要ポイント

ダブルワークの収入は、税金や扶養の判定では必ず「合算」します。片方だけで考えてはいけません。

ふわママ
ふわママ

え?壁が4つもあるの?どれを守ればいいのかわからないわ…

しごにゃん
しごにゃん

大丈夫にゃ!全部守る必要はないにゃ。自分が何を優先するかで決めればいいんだにゃ!

結局どの壁を守ればいいの?優先順位の考え方

優先順位を考える主婦

「全部の壁を守らなきゃいけないの?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

大事なのは、自分にとって何が一番重要かを決めることです。

目的別・守るべき壁の優先順位

✓ 絶対に税金を払いたくない
→ 103万円の壁を守る

✓ 社会保険料を払いたくない
→ 106万円または130万円の壁を守る

✓ 配偶者の税金を増やしたくない
→ 150万円の壁を守る

✓ とにかく手取りを増やしたい
→ 壁を気にせず働く(年収150万円以上推奨)

多くの主婦が最も気にするのは、社会保険の扶養(130万円の壁)です。

なぜなら、ここを超えると自分で健康保険料や年金保険料を払わなければならず、手取りが大きく減るから。

ただし、年収150万円以上稼ぐなら、扶養を外れても世帯全体では損にならないことが多いんです。

ダブルワークならではの注意点

注意点を確認する主婦

ダブルワークで気をつけたいのは、確定申告が必要になることです。

年収が103万円を超えた場合、メインの職場で年末調整をしても、サブの職場分は自分で確定申告しなければなりません。

また、住民税は年収100万円程度から課税されるので、103万円以下でも住民税だけは払う必要があることも覚えておきましょう。

確定申告を忘れずに

ダブルワークで年収103万円を超えたら、必ず確定申告をしましょう。忘れると無申告加算税や延滞税が課される可能性があります。

103万円の壁。所得税を払いたくない人はここまで

では、具体的にそれぞれの壁について詳しく見ていきましょう。

まずは103万円の壁から。

103万円以下なら所得税はゼロ

所得税について考える主婦

年収103万円以下なら、所得税は一切かかりません

これは「基礎控除48万円」と「給与所得控除55万円」を合わせた金額が103万円だから。

ダブルワークの場合、2つの職場の収入を合算して103万円以下であれば、所得税はゼロです。

例えば、A社で年収60万円、B社で年収43万円なら、合計103万円なので所得税はかかりません。

ただし、月収が88,000円を超える月があると、その月だけ所得税が天引きされることがあります。

でも年末調整や確定申告をすれば、全額還付されるので安心してください。

103万円以下のメリット

・所得税が一切かからない
・配偶者控除が満額受けられる
・配偶者の税金が安くなる
・確定申告で源泉徴収分が全額戻ってくる

配偶者控除も満額受けられる

配偶者控除について考える主婦

年収103万円以下だと、配偶者が配偶者控除38万円を満額受けられます。

これにより、配偶者の税金が年間で約5〜7万円安くなることが多いです。

特に、配偶者の年収が高い場合(500万円以上)は、配偶者控除の恩恵が大きくなります。

「自分が稼ぐより、夫の税金を安くした方が世帯全体で得」と考える人は、103万円以下に抑えるのが賢い選択かもしれません。

ふわママ
ふわママ

なるほど!103万円以下なら税金もかからないし、夫の税金も安くなるのね!

しごにゃん
しごにゃん

そのとおりにゃ!税金面では103万円が一番シンプルで安心にゃ!

103万円に抑えるための働き方

シフトを調整する主婦

年収103万円に抑えるには、月平均で約85,800円以下に収める必要があります。

ダブルワークの場合、2つの職場の収入を合わせてこの金額以下にすることが大切。

例えば、時給1,000円で働く場合、年間約1,030時間(月86時間)が上限です。

時給別・103万円以下に抑える働き方の目安

・時給1,000円:月約86時間(週約20時間)
・時給1,100円:月約78時間(週約18時間)
・時給1,200円:月約71時間(週約16時間)
・時給1,300円:月約66時間(週約15時間)

12月になったら年間の収入を確認して、103万円を超えそうなら調整するのがおすすめ。

繁忙期に多く働いた分、年末に少し休むなど、年間トータルで調整するのがコツです。

106万円の壁。社会保険に入りたくない人の注意点

次は106万円の壁について。

これは少し複雑で、条件次第で社会保険に加入することになる壁です。

106万円の壁は月88,000円が基準

社会保険の条件を確認する主婦

106万円の壁とは、正確には月収88,000円以上で働くと社会保険に加入しなければならない基準のこと。

ただし、これには5つの条件があり、すべて満たした場合に加入義務が発生します。

社会保険加入の5つの条件(すべて満たす必要あり)

✓ 週の所定労働時間が20時間以上
✓ 月額賃金が88,000円以上(残業代・賞与除く)
✓ 2カ月を超える雇用見込みがある
✓ 学生でない
✓ 勤務先の従業員数が51人以上

ダブルワークの場合、注意したいのは「職場ごと」に判断されるという点。

2つの職場の収入を合算して106万円を超えても、それぞれの職場で上記の条件を満たしていなければ、社会保険に加入する必要はありません。

ダブルワークで106万円の壁を避ける方法

働き方を調整する主婦

社会保険に入りたくない場合、どちらの職場も月88,000円未満かつ週20時間未満に抑えれば大丈夫。

例えば、A社で月70,000円(週18時間)、B社で月50,000円(週12時間)なら、合計120,000円でも社会保険には入りません。

また、従業員数50人以下の小規模な会社を選ぶのも一つの方法です。

個人経営の飲食店やクリーニング店などは、この条件に該当することが多いですよ。

106万円の壁を避けるポイント

・どちらの職場も月88,000円未満にする
・どちらの職場も週20時間未満にする
・従業員数50人以下の会社を選ぶ
・2カ月以内の短期契約にする

ふわママ
ふわママ

あ、そうか!2つ合わせて106万円超えても、それぞれが条件満たさなければOKなのね!

しごにゃん
しごにゃん

そのとおりにゃ!社会保険は「職場ごと」に判断されるから、上手に分散すれば避けられるにゃ!

社会保険に入るメリットも知っておこう

将来の年金について考える主婦

「社会保険に入りたくない」と思う人が多いですが、実はメリットもあるんです。

社会保険に加入すると、将来もらえる年金額が増えるし、病気やケガで働けなくなったときの傷病手当金ももらえます。

特に、20代〜40代の方なら、今から厚生年金に加入しておくことで老後の安心感が大きく変わってきます。

目先の手取りだけでなく、長期的な視点で考えることも大切ですね。

130万円の壁。扶養から外れたくない人の上限

多くの主婦が最も気にするのが、この130万円の壁です。

これは社会保険の扶養に関わる、とても重要な壁なんです。

130万円を超えると配偶者の扶養から外れる

扶養から外れる影響を考える主婦

年収130万円を超えると、配偶者の社会保険の扶養から外れ、自分で健康保険と年金に加入しなければなりません。

これにより、月1〜2万円程度の保険料を自分で払うことになるので、手取りが大きく減ってしまいます。

ダブルワークの場合も、2つの職場の収入を合算して130万円で判断されます。

A社で年収80万円、B社で年収60万円なら、合計140万円なので扶養から外れることになります。

130万円を超えるデメリット

・自分で健康保険料を払う(月約5,000〜8,000円)
・自分で国民年金を払う(月16,980円)
・配偶者の会社から家族手当がもらえなくなる可能性
・手取りが大幅に減る

130万円の壁を守るための具体的な働き方

収入を管理する主婦

年収130万円に抑えるには、月平均で約108,333円以下に収める必要があります。

ダブルワークの場合、2つの職場を合わせてこの金額を超えないよう調整しましょう。

例えば、時給1,200円で働く場合、年間約1,083時間(月90時間)が上限です。

時給月の労働時間上限週の労働時間の目安
1,000円約108時間約25時間
1,100円約98時間約23時間
1,200円約90時間約21時間
1,300円約83時間約19時間

月によって収入の変動がある場合は、年間トータルで130万円以内に収まるよう調整することが大切。

繁忙期に稼ぎすぎたら、閑散期に調整するなど、柔軟な働き方がポイントです。

ふわママ
ふわママ

うぅ…130万円超えちゃうと、保険料で2万円以上引かれるのね…きついわ…

しごにゃん
しごにゃん

だから130万円〜150万円の間は「働き損ゾーン」って言われるんだにゃ。超えるなら一気に150万円以上稼ぐのがおすすめにゃ!

130万円を少し超えただけでも扶養から外れる?

細かい金額を確認する主婦

「130万円を1万円だけ超えちゃった…」という場合でも、扶養から外れます

131万円でも、150万円でも、扶養から外れることに変わりはありません。

だから、もし130万円を超えそうなら、中途半端に超えるより一気に150万円以上稼ぐ方が賢い選択なんです。

130万円〜150万円の間は、保険料負担が重くて手取りがあまり増えない「働き損ゾーン」と呼ばれています。

このゾーンにいるなら、思い切って働く時間を増やすことを検討してみてもいいかもしれません。

150万円の壁。配偶者特別控除を守りたい人の基準

最後は150万円の壁について。

これは配偶者の税金に関わる壁です。

150万円以下なら配偶者特別控除が満額

配偶者特別控除を確認する主婦

年収が103万円を超えても、150万円以下なら配偶者特別控除38万円が満額受けられます。

つまり、103万円〜150万円の間なら、配偶者の税金には影響しないということ。

ただし、150万円を超えると配偶者特別控除が段階的に減額され、201万円を超えると控除がゼロになります。

あなたの年収配偶者が受けられる控除
103万円以下配偶者控除38万円
103万円超〜150万円以下配偶者特別控除38万円
150万円超〜155万円以下配偶者特別控除36万円
155万円超〜160万円以下配偶者特別控除31万円
201万円超控除なし

150万円を超えても、急激に控除がなくなるわけではないので、それほど神経質になる必要はありません。

150万円以上稼ぐなら思い切って働く

しっかり働く主婦

もし年収150万円以上稼ぐなら、思い切ってしっかり働くのがおすすめ。

年収180万円、200万円と稼げば、社会保険料を払っても手取りは確実に増えていきます。

また、将来もらえる年金も増えるので、長期的には大きなメリットがあるんです。

「壁を気にして中途半端に働く」より、「壁を気にせずしっかり稼ぐ」方が、世帯全体で見れば得になることが多いですよ。

150万円以上稼ぐメリット

・手取りが確実に増える
・将来の年金額が大幅に増える
・傷病手当金などの保障が手厚くなる
・働きがいを感じられる
・キャリアアップのチャンスが広がる

ふわママ
ふわママ

なるほど!150万円以上稼ぐなら、思い切って働いた方がいいのね!

しごにゃん
しごにゃん

そうなんだにゃ!壁を気にして働き方を制限するより、しっかり稼ぐ方が長期的には賢い選択にゃ!

ダブルワークで壁を超えたらどうなる?シミュレーション

「それぞれの壁を超えたら、実際どれくらい損するの?」

具体的な金額でシミュレーションしてみましょう。

年収別・手取りと負担のシミュレーション

計算をする主婦

年収ごとに、実際の手取りと負担額を見てみましょう。

年収所得税住民税社会保険料手取り目安
100万円0円約5,000円0円約99.5万円
130万円約14,000円約27,000円0円約126万円
140万円約19,000円約37,000円約26万円約108万円
150万円約24,000円約47,000円約28万円約115万円
180万円約39,000円約77,000円約34万円約134万円

このように、年収140万円と150万円は、130万円より手取りが少なくなる逆転現象が起こります。

これが「働き損ゾーン」と呼ばれる理由。

でも、年収180万円まで稼げば、手取りも130万円のときより増えていきます。

130万円〜150万円は避けた方がいい?

働き損ゾーンを避ける主婦

結論から言うと、130万円〜150万円の間は、できれば避けた方が賢明です。

この範囲では、社会保険料の負担が重く、手取りがあまり増えないため。

もし130万円を超えそうなら、以下の2つの選択肢がおすすめ。

130万円を超えそうなときの選択肢

選択肢①:130万円以下に抑える
働く時間を調整して、扶養内を維持する

選択肢②:思い切って180万円以上稼ぐ
しっかり働いて手取りを増やす

中途半端に140万円や150万円で止めるより、どちらかに振り切った方が結果的に得になります。

ふわママ
ふわママ

えっ!140万円稼いでも108万円しか手取りがないの?それなら130万円の方がマシじゃない!

しごにゃん
しごにゃん

そのとおりにゃ!だから130万円以下に抑えるか、180万円以上稼ぐか、どちらかに決めるのが賢いにゃ!

ダブルワークで確定申告が必要になるのはいつ?

ダブルワークをしていると、確定申告が必要になることがあります。

これを忘れるとペナルティがあるので、しっかり押さえておきましょう。

年収103万円を超えたら確定申告が必要

確定申告の書類を見る主婦

ダブルワークで年収が103万円を超えた場合、確定申告が必要になります。

メインの職場で年末調整をしても、サブの職場分の収入は自分で申告しなければなりません。

確定申告の期間は、翌年の2月16日〜3月15日です。

両方の職場から発行される「源泉徴収票」を持って、税務署またはe-Taxで手続きをしましょう。

確定申告を忘れると大変

確定申告をしないと、無申告加算税(15〜20%)や延滞税が課される可能性があります。必ず期限内に申告しましょう。

確定申告で税金が戻ってくることも

還付金を受け取る主婦

年収103万円以下なのに所得税が天引きされていた場合、確定申告をすれば全額還付されます。

また、医療費控除や生命保険料控除なども申告できるので、払いすぎた税金が戻ってくる可能性があるんです。

確定申告は面倒に感じるかもしれませんが、損をしないためにも必ずやっておきましょう。

最近はスマホでも簡単にできるようになっているので、初めての人でも安心ですよ。

よくある質問。ダブルワークでいくらまで稼いでいいの?

ここでは、ダブルワークの収入についてよくある質問をまとめました。

同じ疑問を持っている人も多いはずです。

Q1. ダブルワークで一番おすすめの年収はいくら?

疑問を持つ主婦

A. 人によって違いますが、103万円か180万円以上がおすすめ。

税金も社会保険料も払いたくないなら年収103万円以下

しっかり稼ぎたいなら年収180万円以上

130万円〜150万円は「働き損ゾーン」なので避けるのが賢明です。

Q2. 交通費は年収に含まれる?

交通費について確認する主婦

A. 所得税の計算には含まれませんが、社会保険の扶養判定には含まれます。

103万円の壁では交通費は含まれませんが、130万円の壁では交通費も含めて判定されるので注意が必要です。

Q3. 月によって収入がバラバラでも大丈夫?

月ごとの収入を確認する主婦

A. 年間トータルで判断されるので大丈夫です。

繁忙期に月15万円稼いで、閑散期に月5万円という働き方でも、年間合計が基準以下なら問題ありません。

ただし、12月に年収を確認して、超えそうなら調整することが大切です。

ふわママ
ふわママ

なるほど!月ごとじゃなくて年間トータルで見ればいいのね!安心したわ!

しごにゃん
しごにゃん

そうなんだにゃ!柔軟に働いて、年末に調整すればOKにゃ!

ダブルワークで迷ったら専門家に相談しよう

ダブルワークでいくらまで稼いでいいかは、個人の状況によって最適な答えが変わります。

「自分の場合はどうすればいいの?」と迷ったら、専門家に相談するのが確実です。

税務署や年金事務所で無料相談できる

相談窓口で話を聞く主婦

税金のことは税務署で、社会保険のことは年金事務所で無料相談できます。

自分の働き方だと税金や社会保険がどうなるのか、具体的に教えてもらえるので安心。

また、市役所や区役所の窓口でも基本的なアドバイスがもらえます。

一人で悩まず、気軽に相談してみましょう。

しごママで再就職の情報をチェック

情報を調べる主婦

「ダブルワークを始めたいけど、どんな働き方がいいか分からない」という方は、当サイト「しごママ」の他の記事もぜひチェックしてみてください。

しごママは、主婦の再就職や働き方に特化したメディアです。

扶養内で働く方法、パート選びのコツ、面接対策、履歴書の書き方まで、主婦が働くために必要な情報を網羅的に掲載しています。「自分に合った働き方が分からない」という方は、関連記事で具体的なステップを確認できます。

ふわママ
ふわママ

困ったときに相談できる場所があるって心強いわね!

しごにゃん
しごにゃん

一人で抱え込まないことが大事にゃ!専門家や「しごママ」を頼ってほしいにゃ!

ダブルワークはいくらまで稼いでいいの?自分に合った働き方を選ぼう

ダブルワークでいくらまで稼いでいいのかについて、詳しく解説してきました。

一番大切なのは、自分が何を優先するかを明確にすることです。

前向きに働く主婦

税金を払いたくないなら103万円以下

社会保険の扶養を守りたいなら130万円以下

しっかり稼ぎたいなら180万円以上

それぞれの壁には意味があり、超えることでメリットもデメリットもあります。

ダブルワークでいくらまで稼いでいいの?押さえるべきポイント

✓ 103万円の壁:所得税と配偶者控除に影響
✓ 106万円の壁:条件次第で社会保険加入
✓ 130万円の壁:社会保険の扶養から外れる
✓ 150万円の壁:配偶者特別控除が減額開始
✓ 130万円〜150万円は「働き損ゾーン」
✓ 稼ぐなら103万円以下か180万円以上がおすすめ
✓ ダブルワークの収入は合算して判断
✓ 年収103万円超えたら確定申告を忘れずに
✓ 交通費は130万円の壁には含まれる
✓ 迷ったら税務署や年金事務所に相談

大切なのは、目先の手取りだけでなく、長期的な視点で考えること

壁を気にして働き方を制限するより、将来の年金や保障も含めて総合的に判断しましょう。

年収150万円以上稼ぐなら、社会保険料を払っても世帯全体では損にならないことが多いんです。

自分や家族の状況、将来の計画を考えて、最適な働き方を選んでいきましょう。

ダブルワークは、家計を支える大切な働き方。

それぞれの壁を正しく理解して、自分らしいバランスを見つけてくださいね!

ふわママ
ふわママ

よく分かったわ!私は扶養内で働きたいから、130万円以下を守ればいいのね♪

しごにゃん
しごにゃん

その調子にゃ!自分に合った働き方を選んで、楽しく働いてほしいにゃ!応援してるにゃ!

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