「退職したから国保に入らなきゃ…」
「でも、離職票がまだ届いてない!」
「離職票なしで加入手続きってできるの?」
退職後、国民健康保険に加入しようとしたら、離職票が手元にない。
会社を辞めて2週間経つのに、まだ離職票が届かない…。

こんな状況、困りますよね。
でも大丈夫。離職票がなくても国民健康保険の加入手続きはできます!
代わりの書類を使えば、問題なく手続きを進められるんです。
この記事では、離職票がない場合の国民健康保険加入手続きを徹底解説します。
代替書類の種類、入手方法、具体的な手続きの流れ、離職票が遅れる理由と対策まで、すべてお伝えします。
国民健康保険の加入。離職票がないときの代替書類
離職票がなくても、国民健康保険の加入手続きはできます。
ただし、代わりの書類が必要です。
代替書類①:健康保険資格喪失証明書(最も確実)

離職票の代わりとして最も確実なのが、健康保険資格喪失証明書です。
これは、会社の健康保険をいつ辞めたかを証明する書類で、退職した会社または健康保険組合が発行します。
ほぼすべての自治体で、この書類があれば離職票なしで国民健康保険に加入できます。

健康保険資格喪失証明書って、どこでもらえるの?

退職した会社の総務や人事部に連絡して「健康保険資格喪失証明書を発行してください」と頼めばいいにゃ。
代替書類②:退職証明書

2つ目の選択肢が退職証明書です。
これは、会社が「いつ退職したか」を証明する書類で、退職した会社が発行します。
多くの自治体で、退職証明書でも国民健康保険の加入手続きができます。
退職証明書も、会社に依頼すれば比較的早く発行してもらえます。
代替書類③:その他の補足書類

自治体によっては、以下の書類でも代用できる場合があります。
・給与明細(最後の月のもの)
・源泉徴収票
・社会保険資格喪失届のコピー
ただし、これらはあくまで補足書類なので、単独では受け付けてもらえないことも。
まずは市区町村の国民健康保険課に電話して、「離職票がないんですが、どの書類で手続きできますか?」と確認するのが確実です。

国民健康保険の加入。離職票がないときの手続き方法
では、実際に離職票なしで国民健康保険に加入する手順を見ていきましょう。
手順①:まず市区町村の窓口に連絡

離職票がないことに気づいたら、すぐに市区町村の国民健康保険課に電話してください。
電話で確認すべきことは以下の通りです。
電話で確認すること
・離職票がない場合、どの書類で手続きできるか
・必要な書類はすべて何か
・窓口の受付時間
・郵送やオンラインでも可能か
自治体によって対応が異なるので、必ず事前に確認しましょう。
手順②:会社に代替書類の発行を依頼

市区町村で必要な書類を確認したら、次は退職した会社に連絡します。
「国民健康保険の加入手続きに必要なので、健康保険資格喪失証明書(または退職証明書)を発行してください」と依頼しましょう。
多くの会社は2〜3日で発行してくれますが、大企業だと1週間程度かかることもあります。
手順③:窓口で加入手続き

必要書類が揃ったら、市区町村の窓口に行って手続きします。
手続きは15〜30分程度で完了します。
保険証は後日郵送されてきます(通常1週間以内)。

あっ、会社に連絡するの気まずいんだけど…

気まずくても、これは会社の義務だから遠慮しなくていいにゃ!堂々と依頼するにゃ!
国民健康保険の加入。離職票が届かない理由と対策
そもそも、なぜ離職票がなかなか届かないのでしょうか。
理由を知っておけば、対策も立てられます。
離職票が届かない理由①:会社の手続きが遅い

最も多い理由が、会社の手続きが遅れているケースです。
離職票は、会社がハローワークに手続きをして発行されます。
通常は退職後10日前後で届きますが、会社の総務が忙しかったり、担当者が不在だったりすると、発行が遅れることがあります。
退職から2週間経っても届かない場合は、会社に連絡して状況を確認しましょう。
離職票が届かない理由②:郵送トラブル

会社は発送したのに、郵送中にトラブルが起きている可能性もあります。
引っ越したばかりで転送設定が間に合っていない、住所の記載ミスで届かない、などのケースも。
会社に「いつ発送しましたか?」と確認して、発送日から1週間以上経っても届かない場合は、再発行を依頼しましょう。
離職票が届かない理由③:そもそも発行されない

雇用保険に加入していなかった場合、離職票は発行されません。
パートやアルバイトで、週の労働時間が短かった場合などは、雇用保険に入っていないことがあります。
この場合は、離職票は最初から存在しないので、健康保険資格喪失証明書か退職証明書を使って手続きしてください。
離職票が届かないときの対処法
1. 退職から2週間経ったら会社に連絡
2. 発送済みなら到着を待つ(3日〜1週間)
3. それでも届かなければ代替書類で手続き
4. 雇用保険未加入なら離職票はないので代替書類を使う

国民健康保険の加入。離職票がないとき の注意点
離職票なしで国保に加入する場合、いくつか注意点があります。
注意点①:14日以内の手続き期限は変わらない

国民健康保険の加入手続きは、退職日の翌日から14日以内に行う必要があります。
離職票がないからといって、この期限が延びるわけではありません。
離職票を待っていると期限を過ぎてしまうので、代替書類で早めに手続きしましょう。
注意点②:保険料の減免には離職票が必要

国民健康保険には、失業者向けの保険料減免制度があります。
ただし、この減免を受けるには離職票が必要なんです。
つまり、代替書類で加入手続きはできても、減免の申請は離職票が届いてから行うことになります。
離職票が届いたら、必ず保管しておきましょう。
注意点③:失業保険の申請にも離職票は必要

国民健康保険の加入は代替書類でできますが、失業保険(雇用保険の基本手当)の申請には離職票が必須です。
失業保険をもらう予定がある場合は、離職票が届き次第、すぐにハローワークに行きましょう。
離職票の発行が遅れると、失業保険の受給開始も遅れてしまうので、会社にしっかり催促することが大切です。

とりあえず国保には入れるけど、離職票も大事なのね♪

その通りにゃ!国保は代替書類でOKだけど、減免や失業保険には離職票が必要だから、届いたら大切に保管するにゃ!
国民健康保険の加入。離職票がないときのよくある質問
離職票がない場合の国保加入でよくある質問に答えます。
Q1:離職票なしでも保険料は遡って請求される?

A:はい、退職日の翌日から保険料が発生します。
手続きが遅れても、保険料は退職日に遡って計算されます。
だからこそ、離職票を待たずに代替書類で早めに手続きすることが大切です。
Q2:郵送やオンラインでも手続きできる?

A:自治体によっては可能です。
郵送やオンライン手続きに対応している自治体なら、窓口に行かなくても加入できます。
ただし、離職票なしの場合は窓口での確認を求められることもあるので、事前に電話で確認しましょう。
Q3:離職票が後から届いたらどうする?

A:大切に保管して、減免申請や失業保険の手続きに使います。
代替書類で国保に加入した後に離職票が届いても、問題ありません。
離職票は以下の用途で必要になるので、必ず保管しておきましょう。
・国民健康保険料の減免申請
・失業保険(雇用保険)の受給申請
・国民年金の免除申請
国民健康保険の加入。離職票がなくても大丈夫:まとめ
離職票がなくても、国民健康保険の加入手続きは問題なくできます。
代替書類を使えば、無保険期間を作らずに済みます。

この記事のポイント
・離職票がなくても国保加入は可能
・健康保険資格喪失証明書が最も確実な代替書類
・退職証明書でも手続きできる
・まず市区町村の窓口に電話で確認
・会社に代替書類の発行を依頼
・14日以内の手続き期限は変わらない
・保険料の減免には離職票が必要
・失業保険の申請にも離職票は必須
・離職票が届いたら大切に保管
大切なのは、離職票を待たずに早めに手続きすることです。
無保険期間が長くなると、病院にかかれない、保険料が遡って請求されるなどのリスクがあります。
「離職票がないから手続きできない」と諦めずに、すぐに代替書類を準備して加入手続きを進めましょう。
離職票は後から届いても大丈夫。
届いたら、減免申請や失業保険の手続きに使えますからね。

よし!明日会社に電話して、健康保険資格喪失証明書をもらって、すぐに役所に行くわ♪

その意気だにゃ!離職票を待たずに早めに動くのが正解にゃ!応援してるにゃ!

