「離職票が届かないと国民健康保険に加入できないって聞いたけど…」
「退職したのに、まだ保険が手元にない。どうしたらいいの?」
「代替書類でも大丈夫?」
退職後、健康保険の手続きは本当に焦りますよね。

でも、離職票がなくても国民健康保険に加入することは可能なんです。
退職証明書やその他の代替書類があれば、市区町村の窓口で手続きを進められますよ。
この記事では、離職票が届かない場合の国民健康保険加入方法を詳しく解説します。
代替書類の種類、必要な手続き、注意すべき期限までを網羅。焦らず冷静に対応するための完全ガイドをお伝えしていきますね。
離職票がなくても国民健康保険には加入できる
まず最初に、重要な事実をお伝えします。
離職票がなくても、国民健康保険の加入手続きは進められるんです。
離職票以外の代替書類で対応が可能

国民健康保険に加入するには、「退職したことを証明する書類」が必要です。
その証明書類として、離職票がなくても、別の書類で代用できるんです。
市区町村の担当窓口も、「離職票がないので対応できません」とは言わないんですよ。
むしろ、状況を説明すれば、柔軟に対応してくれるケースが多いんです。
国民健康保険に必要な「退職証明」

国民健康保険の加入手続きに求められるのは、「職場の健康保険をやめた日」が分かる書類です。
これさえあれば、市区町村の窓口は対応してくれるんですよ。
離職票は「雇用保険」の書類であり、国民健康保険は「健康保険」の制度。
実は、この二つは別の制度だということが、多くの人が誤解している大きなポイントなんです。

えっ!雇用保険と健康保険は別なんですか?

そうなんだにゃ。だから、離職票がなくても国民健康保険の加入はできるんだにゃ!
離職票の代わりになる書類。実際に使える代替書類
では、離職票がない場合、具体的にどんな書類が代わりになるのか。
市区町村で認められている代替書類を紹介します。
退職証明書。会社に依頼して発行してもらう

最も一般的で確実な代替書類が、「退職証明書」です。
これは会社に依頼すれば発行してくれる書類で、退職年月日が記載されています。
離職票の発行がなかなか進まない場合は、会社に「退職証明書を発行してもらえますか」と直接依頼するのが手っ取り早いんです。
法律上、会社は退職者からの退職証明書発行請求に応じる義務があります。
健康保険資格喪失証明書。前職の会社が発行

退職時に会社から「健康保険資格喪失証明書」が送られてきた場合は、それも立派な証明書類です。
これは健康保険の加入を終了したことを証明する書類なので、国民健康保険の加入手続きに使用できますよ。
実は、このような書類が送られてくることは多いんです。
手元にないか、もう一度確認してみてください。
最終給与明細や給与振込停止の通知など

最終給与明細や、銀行からの給与振込停止通知なども、「退職日を証明する補助書類」として使えるケースもあります。
これらの書類だけでは難しいこともありますが、複数の書類を合わせることで、市区町村の窓口が「これなら対応できる」と判断することもあるんです。
国民健康保険加入に使える代替書類
・退職証明書(最も確実)
・健康保険資格喪失証明書
・雇用保険被保険者離職票
・最終給与明細
・退職日が分かる会社からの通知

こんなに種類があるんだ!退職証明書なら会社に頼めば貰えるんですね♪

そうなんだにゃ。まずは、どんな書類が手元にあるのか確認することが大事だにゃ!
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国民健康保険に加入するための手続きの流れ
離職票の代わりになる書類が用意できたら、次は実際の手続きです。
市区町村の窓口に何を持って行けばいいのか、確認しておきましょう。
準備するもの。本人確認書類と代替書類

国民健康保険に加入するには、以下のものを準備して市区町村窓口に持って行きます。
国民健康保険加入に必要なもの
【必須】
・本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポート等)
・退職証明書などの代替書類
・印鑑(自治体による)
【あると良い】
・健康保険資格喪失証明書
・退職日が分かる書類
・前職の健康保険証(見本用)
手続き場所と期限。14日以内が申請期限

国民健康保険の手続きは、住所地の市区町村役場の「国民健康保険課」などで行います。
重要なのが期限です。
退職日の翌日から14日以内に申請することが定められています。
この期限を超えてしまうと、後から保険料の遡及請求が発生する可能性があるので、注意が必要なんです。
当日の手続きの流れ

市役所に着いたら、以下の流れで手続きが進みます。
窓口での手続きの流れ
① 国民健康保険課の窓口で「国民健康保険に加入したい」と伝える
② 「離職票が届いていない」という状況を説明
③ 退職証明書など代替書類を提出
④ 本人確認書類を確認してもらう
⑤ 申請書に記入
⑥ 保険証を受け取る
ほとんどの場合、その場で保険証を受け取ることができます。
後日郵送になるケースもありますが、概ね1~2週間以内に到着します。

あぁ〜、14日以内なんだ。結構期限が短いのね…

だからこそ、離職票を待たずに早めに動くことが大事なんだにゃ!14日を超えないように気をつけてにゃ!
離職票が届かないときの対応。会社への催促と並行する
ここまで説明してきたように、離職票がなくても国民健康保険には加入できます。
ですが、同時に会社に対して、離職票の発行を催促することも大切なんです。
退職証明書をもらう際に離職票発行も催促

会社に「退職証明書を発行してください」と依頼するときに、同時に「離職票の発行手続きの状況も確認していただけますか」と聞くのがいいでしょう。
両方の書類をもらうに越したことはありませんからね。
国民健康保険に加入した後も、離職票は必要

重要なポイントなのが、国民健康保険に加入した後も、離職票はいずれ必要になるということです。
なぜなら、失業保険の申請には絶対に必要だからなんです。
つまり、国民健康保険の加入手続きと失業保険の申請は、別のプロセスなんですよ。
「国民健康保険には代替書類で加入したけど、失業保険は離職票がないと申請できない」ということになってしまいます。

ふぅ〜ん。国民健康保険には代替書類で加入できるけど、離職票も必ず必要なんだ。

その通りなんだにゃ。だから、国民健康保険の手続きと同時に、会社に離職票の催促もしておくことが大事なんだにゃ!
よくある質問。国民健康保険加入と離職票について
国民健康保険と離職票に関するよくある質問をまとめてみました。
「離職票がないので加入できません」と言われた場合は?

稀に、市役所の担当者が「離職票がないと加入できません」と言うケースもあります。
ですが、これは対応誤りなんです。
法律上、退職証明書など別の書類でも加入できるため、「退職証明書で対応してもらえませんか」と丁寧に確認してみてください。
それでも対応してくれない場合は、市役所の上司や別の窓口に相談するのも一つの手です。
期限を超えてしまった場合、遡及請求はいくら?

期限(退職日翌日から14日)を超えて加入した場合、遡及請求される金額は、自治体と加入タイミングによって異なります。
一般的には、超過期間の保険料全額が請求されるため、数万円になることもあります。
市役所の窓口で「いつから加入できますか」と確認すれば、具体的な金額を教えてくれますよ。
退職証明書の発行に費用はかかる?

退職証明書の発行は、原則として無料です。
会社が費用を請求してくることはありません。
もし「発行手数料がかかります」と言われたら、それは違法行為。
そのような場合は、ハローワークや労働基準監督署に相談しましょう。

あはは、無料なんだ。それなら会社に頼むハードルも低いわね♪

そうなんだにゃ。むしろ、会社は発行する義務があるんだにゃ。だから遠慮なく依頼して大丈夫だにゃ!
離職票が届かなくても、焦らず冷静に対応できる。国民健康保険加入完全ガイド
ここまでお伝えしてきたように、離職票が届かなくても国民健康保険に加入することはできるんです。
退職証明書や他の代替書類があれば十分。市区町村の窓口は柔軟に対応してくれますよ。

大切なのは、「離職票がないから何もできない」と諦めないこと。
焦らず、一つ一つ対応していけば、必ず道は開けます。
そして、14日以内という期限は絶対に守りましょう。期限を超えると、後々面倒になるからなんです。
離職票が届かないというのは、誰にでも起こり得ることです。
ですから、焦る必要はありません。でも、対応は早めに。この記事で紹介した流れを参考に、まずは会社に退職証明書を依頼し、その後市役所で国民健康保険の加入手続きをしてください。わからないことがあれば、市役所の窓口で相談するのが最も確実ですよ。


よし!離職票がなくてもちゃんと対応できるんだ。頑張ろう♪

その意気にゃ!14日以内の期限を忘れずに、早めに動くんだにゃ!応援してるにゃ!