社会保険に入ってるのに国民健康保険の請求が!?二重加入の解消法

お金・制度

「社会保険に入ってるのに、なぜか国民健康保険の納税通知書が届いた…」
「もしかして二重に加入してる?どうすればいいの?」
「保険料、二重に払わないといけないの?」

こんな不安を抱えている方、実はとても多いんです。

社会保険と国民健康保険で悩む主婦

実は、社会保険に加入しても、国民健康保険は自動的に脱退にならないんです!

つまり、手続きをしないと二重加入の状態が続いてしまうということ。

この記事では、社会保険に入っているのに国民健康保険の請求が来る理由と、二重加入を解消する具体的な手続き方法を徹底解説します。

過払い保険料の返金申請についても詳しくお伝えしますので、最後までご覧ください!

社会保険に加入しているのに国民健康保険の通知が届く理由

「社会保険に入ったのに、なぜ国民健康保険の納税通知書が届くの?」

この疑問には、いくつかの理由があります。

世帯単位の納税通知書が原因のケース

納税通知書を見て困惑する主婦

国民健康保険は世帯単位で納税通知書が送付される仕組みになっています。

つまり、世帯の中で誰か一人でも国民健康保険に加入していれば、世帯主宛てに通知が届くんです。

たとえば、あなた自身は社会保険に加入していても、配偶者や子どもが国保に加入していれば、世帯主であるあなたに納税通知書が送られてきます。

世帯単位通知の具体例

夫が社会保険に加入し、妻が国民健康保険に加入している場合、世帯主である夫宛てに国保の納税通知書が届きます。これは夫が二重加入しているわけではありません。

この場合は、あなた自身が二重加入しているわけではないので、心配する必要はありません。

ふわママ
ふわママ

え?世帯単位ってそういうことなの?てっきり私が二重加入してるのかと…

しごにゃん
しごにゃん

まずは通知書をよく見て、誰の分の保険料なのか確認するにゃ!

国民健康保険の脱退手続きを忘れているケース

手続きを忘れて困る主婦

最も多いのが、国民健康保険の脱退手続きを行っていないケースです。

社会保険に加入すると、国民健康保険の資格は自動的に喪失します。

しかし、国保の脱退手続きは自動では行われないため、あなた自身で市区町村の窓口に行って手続きする必要があるんです。

注意!社会保険加入=国保自動脱退ではない

「会社で社会保険に入ったから、国保は自動的に抜けるだろう」と思い込んでいる人が多いのですが、これは間違いです。必ず自分で脱退手続きを行わなければなりません。

脱退手続きをしないまま放置すると、国保の保険料が請求され続けることになります。

手続き漏れで二重加入状態になっている可能性

二重加入で困る主婦

社会保険は会社員などが加入し、国民健康保険は自営業者や無職の人が加入する制度です。

本来、どちらか一方にしか加入できませんが、手続き漏れがあると二重加入のような状態になってしまいます。

特に、転職や就職のタイミングで国保の脱退手続きを忘れてしまうケースが多いんです。

二重加入状態になりやすいタイミング

・就職して社会保険に加入したとき
・転職して新しい会社の社会保険に切り替えたとき
・パート・アルバイトから正社員になったとき
・配偶者の扶養に入ったとき

ふわママ
ふわママ

えぇっ!自動で抜けないなんて知らなかった!私、手続きしてないかも…

しごにゃん
しごにゃん

落ち着くにゃ!これから脱退手続きの方法を詳しく教えるから大丈夫にゃ!

社会保険と国民健康保険の二重加入を放置するリスク

「まぁ、後で手続きすればいいか…」と二重加入を放置していると、思わぬトラブルに発展する可能性があります。

ここでは、放置することのリスクを詳しく見ていきましょう。

保険料の二重払いが続いてしまう

保険料の二重払いで困る主婦

二重加入の状態が続くと、社会保険料と国民健康保険料の両方を支払うことになります

社会保険料は給与から天引きされ、国保の保険料は納付書や口座振替で請求されるため、気づかないうちに二重払いしてしまうケースが多いんです。

保険料は決して安くないので、家計への負担も大きくなってしまいます。

二重払いの具体例

社会保険料が月額2万円、国民健康保険料が月額1万5千円の場合、1か月で3万5千円、半年で21万円もの無駄な出費になります。

早めに脱退手続きをすれば、過払い分は返金してもらえますので、気づいたらすぐに対応しましょう。

未払い扱いで督促や差し押さえのリスクも

督促状に驚く主婦

国民健康保険の脱退手続きをしないまま放置すると、自治体からは「国保加入中」と見なされます。

そのため、国保の保険料を支払わないと「未払い」扱いになり、督促状が届くことがあります。

さらに、長期間放置すると延滞金が発生したり、最悪の場合は財産の差し押さえに発展する可能性もあるんです。

督促・差し押さえのリスク

国民健康保険料の滞納は、税金と同じように強制徴収の対象です。督促状を無視し続けると、給与や預金口座が差し押さえられることもあります。

「社会保険に入ってるから大丈夫」と思っていても、自治体側はそれを把握していません。

必ず脱退手続きを行い、二重加入状態を解消することが重要です。

ふわママ
ふわママ

差し押さえなんて…!怖すぎるわ!早く手続きしなきゃ!

しごにゃん
しごにゃん

その調子にゃ!早めに対応すれば何も怖くないにゃ!

還付申請が遅れると返金が受けられない場合も

期限を気にする主婦

二重払いした保険料は、基本的に返金(還付)してもらえます。

しかし、還付申請には期限があるため、気づいたら早めに手続きすることが大切です。

一般的に、還付申請の期限は2年から5年とされていますが、自治体によって異なる場合もあります。

期限を過ぎてしまうと、過払いした保険料が戻ってこなくなる可能性があるんです。

還付申請の期限に注意

還付申請は一般的に2年程度が期限とされています。ただし、自治体によって異なるため、必ず窓口で確認しましょう。

せっかく返金してもらえるお金を受け取れないのは、とてももったいないですよね。

二重加入に気づいたら、すぐに脱退手続きと還付申請を行いましょう。

国民健康保険の脱退手続きの具体的な方法

それでは、実際に国民健康保険を脱退する手続きの方法を見ていきましょう。

手続きは決して難しくないので、安心してくださいね。

市区町村の窓口で行う脱退手続きの流れ

市区町村の窓口で手続きする主婦

国民健康保険の脱退手続きは、お住まいの市区町村の国民健康保険担当窓口で行います。

窓口に行く際は、以下のものを持参しましょう。

脱退手続きに必要なもの

・国民健康保険の保険証(返納するため)
・社会保険の保険証(または資格取得証明書)
・本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
・印鑑(認印でOK)
・世帯主のマイナンバーがわかるもの

窓口では、脱退届に必要事項を記入して提出するだけです。

手続き自体は15分程度で終わることが多いので、時間もそれほどかかりません。

ふわママ
ふわママ

意外と簡単そうね!これなら私にもできそうだわ♪

しごにゃん
しごにゃん

そうにゃ!必要なものさえ揃えれば、すぐに終わるにゃ!

郵送でも手続き可能な自治体が多い

郵送手続きをする主婦

「窓口に行く時間がない…」という方も安心してください。

多くの自治体では、郵送での脱退手続きも受け付けています

郵送手続きの場合は、自治体のホームページから脱退届をダウンロードし、必要事項を記入して送付します。

その際、社会保険の保険証のコピーと、国民健康保険の保険証(返納)を同封することが一般的です。

郵送手続きの流れ

1. 市区町村のホームページで脱退届をダウンロード
2. 必要事項を記入
3. 社会保険の保険証のコピーを用意
4. 国民健康保険の保険証を同封
5. 市区町村の担当窓口に郵送

詳細は各自治体のホームページで確認するか、電話で問い合わせてみましょう。

持参すべき書類と本人確認書類

書類を確認する主婦

脱退手続きをスムーズに進めるために、必要な書類をしっかり準備しておきましょう。

特に重要なのが、社会保険の保険証または資格取得証明書です。

まだ社会保険の保険証が手元にない場合は、会社から「健康保険資格取得証明書」を発行してもらいましょう。

本人確認書類として認められるもの

・運転免許証
・マイナンバーカード
・パスポート
・在留カード
・住民基本台帳カード(写真付き)

また、世帯主以外の方が手続きする場合は、委任状が必要になることもあります。

事前に自治体のホームページで確認しておくと安心ですね。

ふわママ
ふわママ

あっ!社会保険の保険証、まだもらってなかったわ…

しごにゃん
しごにゃん

そういうときは会社に「資格取得証明書」を発行してもらえばOKにゃ!

二重払いした保険料の還付申請と返金の流れ

脱退手続きが終わったら、次は過払い分の保険料を返してもらう手続きです。

ここでは、還付申請の方法と返金の流れを詳しく見ていきましょう。

過払い分の保険料は返金申請ができる

返金を受け取る主婦

二重に支払ってしまった国民健康保険料は、還付申請をすることで返金してもらえます

脱退手続きを行うと、自治体側で過払いの有無を確認し、該当する場合は還付通知書が郵送されてきます。

還付の対象となるのは、社会保険に加入した日以降に支払った国民健康保険料です。

還付される保険料の例

4月1日に社会保険に加入したのに、4月分と5月分の国民健康保険料を支払っていた場合、この2か月分が還付の対象となります。

基本的には、脱退手続き後に自治体から自動的に案内が届くので、特別な手続きは不要なケースが多いです。

還付通知書が届いてから手続きを開始

還付通知書を確認する主婦

還付対象となる保険料がある場合、市区町村から「還付通知書」が届きます

この通知書には、還付金額や振込先の口座情報を記入する欄があります。

必要事項を記入して返送すれば、指定した口座に還付金が振り込まれる仕組みです。

還付申請の手続き手順

1. 市区町村から還付通知書が届く
2. 振込先の口座情報を記入
3. 本人確認書類のコピーを添付
4. 返送用封筒で自治体に送付
5. 約1か月程度で指定口座に振り込まれる

還付通知書は、脱退手続き後1〜2か月で届くことが一般的です。

もし2か月以上経っても通知が来ない場合は、市区町村の窓口に問い合わせてみましょう。

返金までには1か月程度かかることも

返金を待つ主婦

還付申請の書類を提出してから、実際に返金されるまでには約1か月程度かかるのが一般的です。

自治体によっては、もう少し時間がかかることもあります。

急いで返金してほしい場合は、窓口で直接手続きすることで、やや早く処理してもらえることもあるようです。

還付金の振込時期の目安

還付申請書を提出してから約1〜2か月後に振り込まれるケースが多いです。自治体の処理状況によっては、さらに時間がかかることもあります。

返金されたら、通帳やネットバンキングで金額を確認しましょう。

万が一、金額が違っていたり振り込まれていない場合は、すぐに自治体に連絡してください。

ふわママ
ふわママ

ちゃんと返金してもらえるのね!安心したわ♪

しごにゃん
しごにゃん

そうにゃ!過払い分はしっかり戻ってくるから安心するにゃ!

社会保険に入ってるのに国民健康保険の請求が来たら。二重加入はすぐ解消しよう

社会保険に入っているのに国民健康保険の納税通知書が届いた場合、まずは落ち着いて原因を確認しましょう。

前向きに手続きする主婦

世帯の誰かが国保に加入しているための通知なら問題ありませんが、あなた自身の脱退手続きが済んでいない場合は、すぐに対応が必要です。

二重加入解消のステップ

1. 納税通知書で誰の分の保険料か確認
2. 自分の国保脱退手続きが必要か判断
3. 市区町村の窓口で脱退手続き(または郵送)
4. 還付通知書が届いたら返金申請
5. 約1〜2か月で過払い分が返金される

二重加入を放置すると、保険料の二重払いが続き、督促や差し押さえのリスクもあります。

気づいた時点ですぐに手続きを行えば、過払い分もしっかり返金してもらえます。

手続きは難しくないので、必要な書類を揃えて早めに対応しましょう。

ふわママ
ふわママ

よーし!明日さっそく市役所に行ってくるわ!

しごにゃん
しごにゃん

その意気にゃ!必要書類を忘れずに持っていくにゃ!

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